TEKI-PAKI コラム

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マーケティング

SaaSでCO2削減?

2008年5月19日 更新

Web会議による環境への貢献

「グリーンIT」、「エコプロダクト」、「環境経営」といった環境関連のキーワードがにわかにビジネスシーンでも注目を集めている。今年は洞爺湖サミットも控えており、日本国内のIT業界においても非常に、大きな注目を集めることは間違いない。

国内のIT業界の「エコ」

事実、昨年より環境関連のカンファレンスや展示会は非常に数が増えている。 さて、環境負荷の軽減といえばCO2の削減となるのだが、ITを使った貢献の中で、もっとも手軽な方法とはなんだろうか?

現在、日本国内における「グリーンIT」の中心的な話題は、もっぱらサーバーセンター内における機器の電力消費量などの抑制である。しかし、世界的な傾向では、もう少し幅広い分野でITによる環境への貢献が注目されている。

Web会議と「CO2削減(グリーンIT)」

そのひとつが、Web会議・TV会議を中心とした「ビジュアルコミュニケーション」によるCO2の削減である。欧米での事例を以下に、3つほど紹介する。

・WebExを使っての商談の進行により、週2回、本社があるAustinから見込み顧客がいるSanAntoninoまでの片道80分の訪問を中止した。1年間でおよそ6.5トンもの炭素ガスの大気への排出を抑制。

・WebEx使って、ロンドンにいるクライアントのために、ソフトウェアのトラブルシューティングを実施する。シリコンバレーからのフライトによる約3トン近くもの二酸化炭素の排出を抑制。

・WebExを使ってライブのプロダクトトレーニングを提供。10のパートナー向けに中東部エリアの異なる10都市で開催する代わりに、すべてのトレーニングを1日で済ませた。飛行機やレンタカーによる合計6,500マイルもの移動により排出される相当量の炭素の排出を抑制。

このように、Web会議による環境への貢献は、非常にわかりやすく直接的なものとなる。 なかでもSaaSモデルの場合は、サーバーセンターなどの電力を消費する設備自体も、社外に持つことになり提供ベンダーによって全体最適化が図られる。

「Web会議」での「グリーンIT」

今後は世界的に、Web会議の導入理由として、「CO2削減(グリーンIT)」が購買動機のひとつになっていく。出張を減らすことにより、移動にかかる化石燃料の節約を実現するWeb会議は、コスト削減や生産性向上といったダイレクトに経営に貢献する面だけでなく、環境経営の側面からも導入を後押しし、日本国内だけでなく、世界的にもさらなる積極的な利用が進むだろう。

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