TEKI-PAKI コラム

サイトロック株式会社
新規サービス開発部 マネージャー
高橋 未来央

ヘルスチェックとしての監視

2008年10月07日 更新

なぜ監視することをヘルスチェックと呼んでいる企業が増えてきているのか?

なぜ監視することをヘルスチェックと呼んでいる企業が増えてきているのか?

前回のコラムでは、安心・安全な社会を実現するための「監視」ということを書きましたが、今回はヘルスチェックという意味での「監視」を取り上げてみようと思います。

現在、サーバやネットワーク、システムの正常な稼動を監視することをヘルスチェックと呼んでいる企業が増えてきています。つまりサーバやシステムなどのICT環境が“健康”であるかどうかをチェックするという意味です。しかし監視している内容は、以前と変わらずサーバ機器やアプリケーション、パフォーマンスなどの監視だったり、ネットワーク機器や利用帯域の監視だったりと特に大きな変化は見られません。つまり呼び方が変わってきたのです。または欧米での呼び方が受け入れられてきたということなのでしょう。

ではなぜこのヘルスチェックという呼び方が受け入れられたのでしょうか。それは、無機質なコンピュータの監視を擬人化して身近に感じるようにしているのかもしれません。あるいは、企業にとってICTが今や社員(人間)と同じレベルで健康状態を把握・管理していく必要のある大切な資産・財産であることなのかもしれません。いずれにせよ、ICTの機器・資産は“健康”であってほしいというのが企業の願いなのでしょう。

ICTが常にヘルスチェックが必要である訳は?

社員(人間)の健康について考えてみると、企業で働く方なら一年に一度は健康診断を受けていると思います。人間が一年に一回のチェックでも大丈夫なのは、自分の中で健康管理や健康状態を把握する仕組みが備わっているからなのでしょう。頭が痛かったり、喉が痛かったりと風邪のひき始めの症状を感知できます。ではコンピュータはどうでしょうか。実際の機器から発せられるものは、サーバではLEDランプの点灯ぐらいだったり、怪しい音を発していたりとかなり限定されたシグナルでしかありません。つまりコンピュータ自身からはほとんど何も健康状態を教えてくれないのです。そして突然、フリーズやサーバダウンになったり、オフィス環境で言えばコンピュータウイルスが入ってきたり、社外に情報が流出したりということがあります。このようなICT環境の健康を害した状態は、企業の存続さえ揺るがす可能性があるのです。またオフィス環境においては、ICTの健康・健全性を害する原因が、PCを操作している人に由来する可能性もあるので事を複雑化しています。

ICTが常にヘルスチェックが必要である訳は?

このような状況なので、ICTには常日頃からの健康状態を監視する必要があるわけです。冒頭ヘルスチェックはサーバなどの監視で使われていると書きましたが、広義には、ICTの環境が健康・健全であることを監視する全ての営みを意味していると考えられます。ICTはその重要性から、また可視化の必要性から常にヘルスチェック、つまり監視が必要なのです。

そしてヘルスチェックやそのツールは、企業内部で全て整備するのではなく、アウトソースまたはSaaSを利用して進めるべきと考えます。健康診断のためのお医者さんや検査機器を自社でまかなう企業が存在しないのと同じように、ICTのヘルスチェックも自前で人員や機器を持たず必要なオペレーションや機能がそろったサービスプロバイダーやSaaSのツールを利用して、効率的に健康状態を監視・管理することが最適だと考えています。

サイトロックはそのようなヘルスチェックのお役に立てるメニューを揃えており、オフィスICT向けのTEKI-PAKIメニューには、ISM Client CareとsiteROCK Log Careを揃えております。いずれも、オフィスICTを健康・健全に保つために欠かせないツールであると確信しております。オフィスICTの管理者はヘルスチェックをISM Client CareとsiteROCK Log Careに任せ、ご自身はその後の対策に集中することができるのです。

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